実際にコツを意識した上で筋トレをしてみると、通常の筋トレとどのように差が現れるのか気になるところです。筋電図を用いると、その違いがはっきりと見えてくるでしょう。コア(体幹)のぶれやテンポ(速度)のばらつき、動作の方向に問題があると、途中で筋肉から力がぬけたり或いは必要以上に力が入ってしまっているなどの理由で、筋電図の波形の高低差は大きくなります。目的の筋肉に適切な負荷がかかっていない証拠と言えます。コツを意識する事で、きちんと一定の力を出す事が出来るというわけです。もちろん、たった1回の筋トレで効果の差を実感するのは難しいでしょう。ですが、動きをきちんと意識し、トレーニングを積み重ねれば成果の差がはっきりと現れるようになります。1回1回の動作を意識して丁寧に行う事、これが筋トレ成功への近道ではないでしょうか。